田園調布学園の授業=日能研の授業?

  • Vol. 1628 : 2018/03/13

田園調布学園中等部女子校

田園調布学園は、東京都世田谷区にある、宗教色がない女子校です。

「捨我精進」

すなわち、
我を捨て我を生かす [ガをすてワレを生かす]・わがままな心を捨て目標に向かって努力する。
このことを建学の精神として掲げています。



そんな建学の精神を掲げるこの学校の特徴といえば、アクティブラーニング。
実験や演習のあとに、必ずといってもいいほど考察→ディベートの生徒参加型の授業を行い、生徒1人1人の考え方の可能性を広げる授業を展開しています。
先日授業を見学しに行きました。

話をする人が決まっているやりとりではなく、リーダーシップをとる人がグループの全員が話す場をつくろうと努力している・リーダーシップがをとる人がいなくても全員が発言している。
発言に関しても正解・不正解ではなく、それぞれの意見の良い部分・再検討が必要な部分をみんなでコメントしあっている場面も印象的でした。


その後先生たちに聞いてみると、それが田園調布学園の当たり前の授業だということ!


ここまで書いていて、気づきました。
あれ…日能研の授業に似ていないか…と。

チョーク&トーク(先生はひたすら説明し、ひたすら黒板に書く)ではなく、生徒参加型の授業、「集団対話型授業」、「ピアレビュー」。
私たち日能研スタッフが日々子ども達とやっていること、日々子ども達と一緒につくっている授業が、中学・高校でもこんな形で生かされている。

授業を受ける生徒たち1人1人の生き生きとした顔!!
& 算数の名物先生を筆頭に暑苦しいくらい熱心な先生が多い田園調布学園の授業。

1度みなさんにもぜひ見てほしいです。


≪田園調布学園のホームページへのリンクはこちら≫

SHO

ページTOPへ