グローバルには、育てない。グローバルに、育つのだ。

  • Vol. 1622 : 2018/03/03

啓明学園中学校共学校

啓明学園中学校高等学校は、東京都昭島市拝島町にある男女共学校です。東京都であるということを忘れてしまうほど緑豊かで広大な敷地に、幼稚園・初等学校(小学校)・中学校高等学校があります。

先日、啓明学園の先生から、「中学生・高校生を対象に特別講演会を実施するのでいらっしゃいませんか?」 とのお誘いをいただきました。
講演会の演者は、科学者であり東京理科大学学長、文化勲章受章者である藤嶋 昭先生とのこと。
光触媒反応の発見者であり、世界的にも有名な藤嶋先生の講演をぜひ聴きたい!という個人的な思い(!?)と、生徒たちはどんな様子で参加するのだろう?という興味のもと、講演会に参加させていただきました。

講演会のテーマは、 「科学を楽しく~身のまわりにおもしろいことが多い~」 です。
お話は東京理科大学の歴史や内容紹介から始まり、文化勲章受章にもつながった先生ご自身の研究の話、偉大な科学者の様々な業績に至るまでのエピソード、身のまわりにある不思議な科学、など多岐に渡りました。一見それぞれが別々の話に思えるかもしれませんが、まさに “科学を楽しく” 学ぶということの実体験が、その場で展開されているのでした。

生徒たちはといえば…
自然に身を乗り出し、時に周りの仲間と対話しつつ、講演に引き込まれていっているようでした。
講演会後には、生徒たちからは 「我こそは!」 とばかりに質問の手が挙がりました。
途中から英語で質問を、と促されると、さらに多くの手が挙がったことにはとても驚きました。


啓明学園のホームページのトップ画面。そこには、 “グローバルには、育てない。グローバルに、育つのだ。” というフレーズがあります。
国際クラスがあり多くの帰国生や留学生が在しているため、一般生であっても日常的に外国語と触れ合う環境があります。(国際クラスの生徒でも、ホームルームクラスは一般生と混合です。)
自分ならではの意見を持つきっかけづくりや、生徒各々のオリジナリティ溢れる意見を共有する機会が、教育カリキュラムや行事にたくさんあること。

このような “生徒それぞれが主体的に学ぶ環境とプロセス”
これによって、まさにグローバルに育っている生徒の姿をこのイベントを通して垣間見ることができました。


≪啓明学園中学高等学校のホームページへのリンクはこちら≫

うめ

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