そんな先輩になりたい

  • Vol. 1609 : 2018/02/04

女子学院中学校女子校

今年の2月2日は雪の舞う中の合格発表でした。
合格発表をインターネットで行う学校が増える中、掲示で行う学校も存在します。
そんな貴重な学校の1つが、ここ女子学院です。


11:00。
掲示発表を見に来た保護者の列が連なっています。
子ども達の姿は午後になるとちらほら見られますが、この時間あまり見られません。
それは午前中、子ども達は他の学校の入試に行っている場合が多いから。
それでも、どんな結果であれ、自分のチャレンジの結果を受け止めに来る、そういう子が多いこともこの学校の特徴の1つかもしれません。


結果は様々。
喜びと悲しみと、いろいろな気持ちが混ざり合うこの空気は独特なもの。
どんな結果でも、受け取った子にとって、それが学びになることは確かです。
掲示発表はその瞬間をその場にいるさまざまな人と分かち合うことができる、貴重な機会のように思います。
そしてその分かち合いも、自分ごとにして学びに変えることができる子がいるように感じました。



進学が決まった子に話を聞く機会で、こんなことを言っている子に出会いました。
「Nフレンズ(日能研が毎年夏に開催する卒業生によるイベント)で
JGの先輩に何が楽しいですか?って聞いたら、全部!って言ってて。
そんな風に言える学校って素敵だって思ったんです。
私もそんな先輩になりたいなぁって。」


全部。
学園生活を丸ごと楽しむ。


女子学院はそんな子たちが集まる学校です。

hy

いつもより少し列が伸びているのは、傘で雪から身を守りながら並んでいるせいですね。

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