社会の優等生になる

  • Vol. 1530 : 2017/09/13

獨協中学校男子校

文京区関口台の閑静な住宅街の中、緑に囲まれた環境にある男子校、獨協中学校
(メトロ有楽町線「護国寺駅」より、徒歩8分。)

「学校の優等生は(学校ではテストで点数や順位がつくため)1人だが、獨協の生徒は、社会に出たら、みんな社会の優等生」。
先生の、そんな言葉が印象的でした。

「社会の優等生」になるために…
中1・中2では社会で生きていくための真面目さや協調性を身につける。
中3・高1では、社会を知るために社会・海外に触れる。
高2・高3では、社会に貢献するために、環境教育を学び、地域と繋がっていく。

そして、獨協中学校で6年間を過ごした子どもたちは、活躍できる人材として社会に羽ばたいていく。

獨協中学校の教育に触れながら1番に感じたことは、「男の子のことを良く分かっている」ということ。
先生は、「男子は中3の1年間で大きく変わっていく」ともおっしゃっていました。

だからこそ、中1・中2の2年間で面倒見よく、時には面倒くさく関わっていく。
「決してあきらめさせない」その先生方の姿勢が、子どもたちを大きく成長させていくのだと感じました。
中1・中2で頻繁に行われているノートチェックの様子を見せてもらいましたが、1つ1つ細かく見ているだけではなく、「褒め言葉」がたくさん書かれていました。
褒めて伸ばす、中1・中2の男の子を育てていく上で大事なことだと感じました。

実際に学校説明会に参加した教室生の保護者からも、獨協中学校は男の子の性質をよく理解しているとの声がありました。
よい意味で子どもたちのことを信用しすぎず、面倒くさい大人になりきって関わっていく。
背伸びさせるのではなく、成長段階を把握した上で、受け止め関わっていく。
そのことが、保護者会でも分かりやすく伝わり、共感を得ているのだと思いました。

もう1つ獨協中学校の特徴の1つとして「様々な海外プログラム」があります。
シアトルホームステイ・ドイツスタディーツアー・ハワイ修学旅行・イエローストーンサイエンスツアー(自然科学に興味のある子はぜひ!)、などなど。今年度からはケルン大学と提携し、ケルン大学からの留学生が教育実習に来ているそうです。

海外に触れたり、社会に触れたりする中で、子どもたちは自分の夢を見つけます。
また獨協中学校の教育プログラム・先生方の関わりの中で「諦めない価値観」を身につけていきます。


年々、自分の夢を追いかけ続ける生徒が増えているとおっしゃっていました。
男子の成長を理解した関わりで、生徒全員を「社会の優等生」として育て、送り出す獨協中学校
これから益々、期待できる学校です!

こいけ

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