部活動から伝わってくる、学校の雰囲気

  • Vol. 1521 : 2017/08/27

昭和学院中学校共学校

先日、昭和学院中の先生とお話をする機会があり、中学生の部活動についてうかがいました。

その先生はパソコン部の担当の先生。
いろいろな学校の先生にお会いしてみても、なかなかパソコン部のお話を聞けるのは珍しく、興味津々でお話をお聞きしました。
「昭和学院中のパソコン部に入部してくるみなさんは、他の部活と兼部しながらも楽しそうにやっていますね」とにこやかにお話しくださいました。
「ふだんはRPGゲームを作ったり、検定試験の勉強をしたり、CGを作ったり…兼部をしている人も多いのですが、文化祭(桜和祭)の前には文化祭の準備をみんなで行いますね」

「ゲームを作る」や「CGを作る」だけでも私はレベルの高さにびっくりしたのですが、
文化祭の準備とは…去年はなんと、生徒たちでプロジェクションマッピングを行ったそうです!

企画が決まった時には、実際に生徒たちが準備して動くものかどうか、どんなものができあがるのかわからず先生もドキドキ…。
でも、そんな先生の予想を上回る大作が出来上がり、部員の皆が一体となって発表できたそうです!
子どもたちのほうが身近にパソコンなどがある時代なのだなとしみじみと感じました。
そのことをお話しされる先生の表情がまたにこやかで、普段温かく見守っていらっしゃることが伝わってきました。


昭和学院中は、千葉県市川市にある共学校。

学校のHPに「求める生徒」として、
①自ら考え、自ら学び、自ら行動できる生徒
②高い志を持ち、学習やスポーツ、文化活動に励む「文武両道」を目指す生徒
③自らを律することができ、人を思いやることのできる人間性豊かな生徒

の3つが挙げられています。

文武両道を目指しながらも、人を思いやることができる生徒へということを学校は大切にしている。
実際にそれが生徒に伝わっているからこそ、素敵な発表になったのだろうなとわくわくしながら先生のお話を伺っていました。


部活動というのは、生徒たちが自分で好きなもの・興味のあるものを選び、取り組むからこそ、学校の特色が色濃く出ると感じます。


今回は昭和学院中の中でもパソコン部についてお伝えしましたが、運動部や他の文化部もとても盛んで、文化部を見てみると珍しい部活・同好会までもそろっています。
ぜひ、足を運んでみてください!

GC

ページTOPへ