パパも一緒に!私学の応援団

  • Vol. 1518 : 2017/08/21

親子二人三脚、家族一丸となって挑んだ中学受験…。
満開の桜、花びら舞い散る中で迎えた入学式…。
受験生から、晴れて中学生となった子どもたち…。

入学後、子どもたちは夢あふれる私学での生活にどっぷりつかり、親より学校、友達、先輩や後輩との時間が多くなっていきます。
親としては、頼もしいやら、ちょっぴりさみしいやら。複雑ですね。
特に、お年頃の娘ともなると、父親とは疎遠になるもの…(笑)。
関わりをつくろうと思っても、なかなか難しい部分もあります。

そんな、世の中のパパに「朗報(?)」です。
私学の中には、パパも娘を支える活動を行っているところがあります。

女子聖学院には、「パパプロ」という団体があります。
正式名称は「パパも女子聖、土曜プログラム」といい、生徒の父親を中心に構成されたPTAの活動団体です。
「娘たちの笑顔のために!」という精神の下、学校と生徒たちのために奉仕活動を行うことを目的とし、「縁の下の力持ち」として、学校行事やPTA行事のお手伝いのほか、独自の主催企画を行っています。

例えば7月は「パパプロ」が、七夕の笹を中3各クラスに設置し、短冊を子どもたちにプレゼントをします。
子どもたちは短冊に「高校3年生になった自分へのメッセージ」を書き、それを笹に飾り、終了後この短冊は先生方がしばらく保管するのです。
そして、高校3年の12月の最後のHRのとき、短冊に書いた、自分へのメッセージと再び対面します。
「焼いも」とともに…。
え?なぜ、焼いもが…?ですって?
そうです。
「パパプロ」が大学受験を目前に控えた子どもたちへ、焼いもをふるまうのです。
陰ながら、子どもたちを支えるために…。
高校3年の子どもたちは、自分へのメッセージと焼きいもに込められた「温かさ」に涙し、それを見ていたパパ達も目に涙を浮かべるそうです。

他にも、中村中学校「なかむらおやじの会」八雲学園中学校(※)「YMO(八雲学園を盛り上げるオヤジ連)」などがあります。
ここでも、文化祭の模擬店で食べ物をパパ達がふるまっていたり、ソフトボールで子どもと本気の勝負!を繰り広げていたりします。

パパだって、娘を応援したい!
そんなパパも、私学は応援してくれます。




※八雲学園中学校…2018年4月より、共学化予定

すっきー

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