ちょっとしたキッカケ 変わる気持ち

  • Vol. 1506 : 2017/07/29

明治大学付属中野中学校男子校

先日、数年前に明治大学付属属中野中(通称:メイナカ)を卒業した大学生に、「中学・高校時代印象に残っていることってある?」と聞いてみました。
すると、「やっぱり、中3のときの語学研修ですかね。」と答えてくれました。

明治大学付属中野中には、中学3年生の春休み、高校生になる前に、ニュージーランドへ語学研修に行く機会があります。
この語学研修は、1週間、生徒がホストファミリーと共に生活をすることで、生の英語に触れられる貴重な機会です。

「語学研修に行く前と行った後だと、やっぱり英語できるようになるの?」そんなことも聞いてみると、「いや~、1週間なんで。そんなすぐにできるようにはならないですね。」とのこと。やはり語学は一朝一夕で身に着くほど甘くはないようです…。
しかし、続けてこんな話もしてくれました。
「でも、英語に対しての抵抗はなくなりましたね。語学研修に行く前はとにかく英語が嫌だったんですけど、帰ってきてからは嫌だなという感覚がほとんどなくなりました。」

語学に限らず何でもそうですが、自分にとって抵抗感があるものはなかなか身につきにくいものです。
しかし、その抵抗感がなくなれば、少なくとも後ろ向きに接することはなくなり、抵抗感がある場合よりも身につきやすくなるでしょう。

英語に限らず、何かを学ぶ時の学習方法は様々あると思いますが、
ちょっとしたことから学習に対する後ろ向きな気持ちがなくなって、少しでも前向きな気持ちで取り組めると、また違ったものが見えてくるのかもしれません。

ken

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