青葉祭

  • Vol. 1493 : 2017/07/05

聖セシリア女子中学校女子校

聖セシリア女子中学の「青葉祭」に行ってきました。

この催しは、聖セシリアの学園をあげてのお祭りで、幼稚園・小学校・中学校・高等学校・短期大学、みんな参加するイベントなのです。
学校へ行く道の途中で、すでに行って帰ってきた方やこれから会場に行く方が行き交う様子を見ていると、小さい子どものいる家族連れや年配の方などお客さんも多様で、このお祭りが地域に根差しているイベントだということが感じられました。

生徒さんと保護者がクラスごとにそれぞれお店を出している大きなバザー会場は、多くのお客さんで賑わっていました。幼稚園生、小学生も目をキラキラさせてこの大きなお祭りを楽しんでいます。食べ物屋、ゲームコーナーなど、工夫をこらして各クラスごとに出店していて、その運営に全員が全力で関わっている様子がうかがえました。教会や関連のボランティア団体とともに出している展示やお店もあり、さらに女子中学・高校生のみなさんは「放送席」「迷子・落し物」「救護」などのテントでもそれぞれの役割を持って活躍していました。
天気が良いのでカラカラに乾いた校庭の土が舞い上がらないように、じょうろで静かに水をまいてくれている生徒さんもいました。
その姿を見ながら、いろいろな年代の人が一堂に会して行うイベントだからこその気づきや心づかいがある、と思ったのです。
建学の精神である「神を識(し)り、人を愛し、奉仕する心をもって、広く社会に貢献できる、知性をもった人間の育成」の実践はこのようなところにもあらわれています。それぞれ他の人を思いやりながらこの場を作っていることに、学園全体の大きなパワーを感じました。

バザー会場を巡っていたところ、ひとつ気になるお店が。

「中高父母OG会」・・・?

店頭にいらした女性にお聞きしたところ「娘が中高を卒業したのですが、そういった保護者OGの会です」とのこと。ご自身が卒業生なら学校のOBOGとなりますが、「父母」すなわち「保護者」のOG会があるということにビックリ!お子さんが卒業しても学校に関わる機会があるなんてステキですね。
4月に聖セシリア女子中学校に入学すると、さっそく5月に行われるこの青葉祭に向けて生徒と保護者がそれぞれクラスごとに1つずつ出店することになっていて、どの保護者もこのお祭りに関わるようになっているそうです。
「学校と保護者と、ともに子どもに関わりみんなで育てていこう、という学校なんですよ」とのこと。
「みんな学校が大好きなので、このお祭りでは学校のマークのついたグッズがよく売れるんですよ」というお話もほんとにステキでした。

ちなみに中学高校の文化祭「聖セシリア祭」は、10月に行われます。こちらも楽しみです。

かわっち

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