茨城県土浦市にある、常総学院中学校へ行ってきました。
英語の授業コマ数は、週11コマ。
首都圏でも断トツでトップです。
いったいどんな英語の授業が展開されているのか気になりますよね。
そこで、少し授業中の様子を見学させてもらいました。
1クラス約10人程で、机の配置はネイティブスピーカーを中心に “コの字型” で設置されています。
授業中は、次々と英語で子どもたちに問いかけられます。
子どもたちは問われたことに英語で答えなければなりません。
聞かれたことは分かったんだけど、どう答えればいいんだろう?
「えーと、ほら、あの…」思わず、身振り手振りで表現しようとします。
必死に表現しようとしている姿に仲間から笑顔がこぼれます。
「自分だったらどんな言葉を使って答える?」 とか、 「その考えいいね!」 がたくさん生まれている授業でした。
先生にお話しを伺うと、「伝えたい」という気持ちをつくることが大事ですね、と一言。
「英語を使えるようになっても、伝えたいという気持ちがなければ、人の心を動かす言葉にはなりません。」
「どうしたら子どもたち自ら学び進んでくれるのか、毎日そればかり考えています。」
このように熱い気持ちを語ってくれました。
積極的に子どもたちに働きかける時もあれば、子どもたちからやろうと思うのをじっと見守る時もある。
きっとこんな先生との出会いが「恩師」との出会いになるんだろうなと、通学している生徒のことが
ちょっとうらやましくなりました。
週11コマの授業と聞くと、とにかくたくさん勉強させられるという受け身的なイメージが先行しがちですが、
常総学院のそれは、“主体的に学べる時間や環境” が充分につくられていると思います。
そのような環境や場所をつくるのは、学校の建学の精神や教育理念のもとに集う「人」ですよね。
心身が大きく成長し、人格形成がなされる中学高校の6年間。
お子さまの教育をどのような 「人」 に委ねますか?
タカ