キャンパスの『中心』に置かれた想い

  • Vol. 1565 : 2017/11/21

昭和学院中学校共学校

中学高校の6年間の「生活環境」を選ぶ。
これは、学校見学やお子さまの進路選択において、ひとつの基準になるものではないでしょうか。

「環境」の中にはさまざまなものが含まれます。
ここでは文字通り、生徒たちをとりまく場所としての環境:キャンパスに焦点をあてて、千葉県市川市にある共学校「昭和学院」をご紹介します。

数年前に新キャンパスとなった、昭和学院
その中央には、『メディアセンター』が構えられています。

「生徒ひとひとりが思う存分学問を追究できたり、新たな分野や世界に出会える機会の提供であったり、仲間や先生と共に学び合う場所の開放であったり、それを担うのがメディアセンターなのです。」

このように昭和学院の大井校長は語ります。
学びの場は決して教室だけではない。
まだ知らない世界との出会いによって将来の夢を掲げられる生徒に育ってほしい。


その願いをこめて生まれた『生徒たちの学堂』をキャンパスの中心に構え配置するということ。
それ自体が大井校長の言葉の通り昭和学院の掲げる想いを象徴しているようにも感じます。

吹き抜けの空間に陽の光が明るく差し込む、開放的な 『メディアセンター』
ここには、7万冊の蔵書があります。図書館員として3名の先生が配置され、テーマに応じた本の入れ替えや設置を月に一度のペースで行っているそうです。
まさに情報の発信基地としての 『メディアセンター』
そこはとても居心地がよい場所であり、生徒たちにとってさまざまな経験や出会いの場となり、昭和学院の象徴として存在し続けるのだと思います。


建学の精神や教育の理念、生徒たちへの願いや想い。
それに形を与えて存在している 「 環境 」 が、探してみると私学の中にはたくさんあることに気付きます。

ひとつひとつの環境の中にこめられた私学の想いを、ぜひ探してみてはいかがでしょうか。

いくた

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