紫峰祭

  • Vol. 1564 : 2017/11/19

江戸川学園取手中学校共学校

11月5日に創立40周年を迎えた江戸川学園取手中・高等学校(以下、通称「江戸取」エドドリ)の文化祭
「紫峰祭」 に行ってきました。

1日目はあいにくの天気で、来校を見合わせる人が多かったですが、2日目は池上彰氏講演会もあり、かなりの賑わいでびっくりしました。2日間の来場者は6338人でした。

中等部から順番に教室をのぞいてみましたが、中1生のフロアも大声を張り上げての勧誘合戦。知恵を出し合った
企画、力作の展示がありました。
江戸取は2016年より「医科ジュニア」「東大ジュニア」「難関大ジュニア」の3コース制とし、中高6年一貫の
カリキュラムをより強く進めています。
コース制導入2年目今年の紫峰祭

中1医科ジュニアコースの教室では「血液の謎 解明隊」と題し、血液に関する知識をクイズ形式で解き進みながら、解説していく展示。

そのとなりの東大ジュニアコースでは「模擬裁判」として、なじみの深い物語の主人公や登場人物に疑惑を見つけ、観客と一緒に審議するといった裁判劇。難関大ジュニアコースの各クラスもそれぞれ個性があって、入学して半年ながら、江戸取生として存分に活躍していると感じました。

高等部は中等部とは雰囲気が変わって、動画や映像作品に取り組んだものや模擬店も多くなり、コンセプトもより凝ったものになっていました。

たくさんの江戸取小学校の児童の来校も多く、ミニゲームのある催事会場ではなかなか行列が進まず、忙しそうでした。
そんな中にあっても粗雑にならず、丁寧にもてなす江戸取生の姿も印象的でした。
江戸取の教育理念は、「心豊かなリーダーの育成」。
この生徒の立ち居振る舞いに、この理念がしっかり根付いていることを感じました。



以前、学校説明会で校内見学をした際に、静かな授業風景を見学する機会がありました。
一方紫峰祭では、生徒がののびのびと活躍する姿があちこちで見られ、江戸取のまた違った一面を見ることができました。
同校は来年度から順次新しい制服を中高それぞれに採用するとの発表もありました。
40周年を機に新しい風が同校に吹き始めたように思いました。

サイコロ

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