こだわりの理工系教育

  • Vol. 1561 : 2017/11/13

芝浦工業大学附属中学校共学校

メトロ有楽町線「豊洲駅」を降り、広々とした道を進んでいくと、芝浦工業大学附属中学校が見えてきます。
今年4月、板橋区より移転して、この新校舎での学びがスタートしました。新しくきらきらとした外観に、学校に
入る前からとても胸が高鳴ります。

新しい校舎には、先生方の想いが詰まっていました。

「ここは○○先生のこだわりでこういうつくりになっているんです」
「ここは絶対こうしたいと思っていたんです!」


など、校舎を案内してくださる先生からは、笑顔と学校への想いが溢れていました。
生徒のためを思い、生徒のために、学校を一から作り変えたのだという熱意が感じられました。
他の学校にはなかなか見られない様々な施設は、子どもたちにもとても魅力的に映るはずです!


芝浦工業大学附属中学校といえば、「理系」のイメージがありますが、ただ理系の学習をするだけではありません。

「自分が身に付けた技術を人のために役立てたい。」
「自分が作ったモノが人を幸せにする。そのことが自分の幸せになる。」


こういった想いをもった技術者になってほしいという願いのもと、「理工系」にこだわって様々なプログラムを展開し、物作りにおいて一番大切な倫理も徹底的に学んでいきます。
また、物作りにおいて大切な心を育てることに加え、自分の言葉で語れる技術者になってほしいという思いから、「ランゲージアワー」という言語教育技術の授業もあります。
さらに、国語や社会、英語、芸術などの授業において全ての先生がテーマを考えて担当教科と科学技術の関わりを紹介する「ショートテクノロジーアワー」も展開されています。
(英語では、模型飛行機を使って英語で航空工学を学ぶことにチャレンジしたそうです。)

学校が一丸となって「理工系」にこだわり、生徒を育てていきたいとう想いがあるからこそ、様々なプログラムが展開され、校舎にも想いが反映されているのだなと感じます。

これから先、自分の作ったもので人を喜ばせたい。人の役に立ちたい。

そういった想いを大切にもった子が、この学校で育っていくのだと思います。
芝浦工業大学附属中学校から巣立っていく生徒たちが、どんな未来を描き社会へ出ていくのか、とても楽しみです。

いちご

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