女子学院のマグノリア祭に行ってきました!

  • Vol. 1557 : 2017/11/05

女子学院中学校女子校

10月上旬の穏やかな日、女子学院中の文化祭である「マグノリア祭」に行ってきました。

「自由」、そして「元気で活発な子が多い」ことがまず第一印象として挙げられることの多い同校。
入口から元気いっぱいなのかと思いきや、とても丁寧な応対でした。
簡潔に、しかも魅力を十二分に伝えられる言葉遣いとその表情。


「○○班でーす。××をやっていまーす。ぜひお越しください!」
「△△班でーす。面白い展示やってまーす。」


そんなお姉さんたちの表情と話し方に、来場していた小学生たちはメロメロでした。中には、聞いた瞬間走り始める子どもも!大人である私も魅了されました!

特に印象的だったのは、生物班と数楽班でした。

生物班では、カエルの解剖実験を見ました。
食い入るように見ている女の子。やや実験台が高いので背伸びをしたりしながら30分程度じっくりとその解剖を見ていました。
テレビモニターでその様子が映し出されていましたが、手際が鮮やかでした。本当に常日頃から解剖をしている大学生のような、落ち着いた手さばきに感動しました。

実験をする人と解説をする人に分かれ、それぞれが

「自分のすべきこと」
+「相手のしていること」
+「見ている人に対して謙虚であること」

を知っていて実行している、そんなふうに見えました。


また、数楽班では、切り絵の展示がたくんありました。
中でも入口をはいってすぐのところにあった猫の切り絵に感動していたら…
なんと「私が作ったよ!」と、かつて授業で担当していたその生徒の弁。
「やり始めると、こだわっちゃうんだよね。」

そう、まさに女子学院中にあるべきよい意味でのこだわり!

自分が楽しいことをとことんやりつつ、周りにいる人にそれが伝わっていく、そして何とも言えない空気をつくりだせる女子学院の生徒。

大人の冷静さと、子どもの無邪気さが同居するバランスの良さ。

ただ元気なだけではない真の女子学院中に触れられて、ますますこの学校のファンになりました。

トミー

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