先日、瀧野川女子学園中学校の授業を見学しました。
ここでは現在『ICT教育』・『ファシリテーション型の教育』に力を入れています。
今年度からは、生徒全員がIPadを持ち、授業や家庭学習に使用しています。
ではIPadを使い、どんな授業が行われているのでしょう?
その日は中学3年生の歴史の授業を見学しました。
範囲は太平洋戦争の終戦。
生徒たちは慣れた様子で、IPadを使用していました。
電子黒板に映し出される内容を、タッチペンで書きこんだり、打ち込んだり。
授業を担当する先生もIPadを片手に授業を進めていきます。
そして瀧野川女子学園中学校の授業は、一方的に先生が話すのではなく、
生徒が話せる機会を増やそうと生徒の発言を促している、という特徴があります。
そうすることで、先生と生徒、また、生徒同士での『やり取り』が活発になり、
より授業が盛り上がりを見せていくのです。
理想論ではなく、実際に『ファシリテーション型の教育』が実施されている現場を見ることができました。
また、このように『生徒自身が気づき、学び、自分の意見を発表できる』ように促す
『ファシリテーション』の技術を磨くため、先生方は日々研修を受け、勉強されているようです。
そしてICT教育の導入はこんなメリットも!
以前は資料集をみんなで開き、該当する部分を探していましたが、
スクリーンにすぐに映し出すことで、時間短縮につながっています。
同じ授業時間内でも、生徒同士でのやり取りに時間を割けるようになり、
より『ファシリテーション型の教育』が加速していくのです。
このように授業を少しのぞいてみても
自分たちで考え気付き、自分の意見をつくりあげることができる大人を目指し教育している
瀧野川女子ならではの『ファシリテーション型の教育』が根付いてきていると感じることができました。
自分たちで考え気づき、自分の意見やアイデアを創り上げる。
そして、多くの仲間と一緒に新しいことへと積極的に挑戦していく。
そんな大人へと成長していけるように、
『ファシリテーション型の教育』を展開する瀧野川女子学園。
9月24日・25日には、あかつき祭(学園祭)が開催されます。
あかつき祭でも、生徒たちは自分たちで考え、
アイデアを創り、仲間と共にチャレンジしていくのでしょう。
今からとても楽しみですね。
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