強い強い縦のつながり

  • Vol. 1278 : 2016/08/22

早稲田実業学校中等部共学校

先日、早稲田実業を卒業した友人と話をして聞いた話です。

彼は、中学校から早稲田実業に通っていました。
中学ではバスケットボール部に所属し、高校から
(と言っても中学3年生の夏休みから練習には参加していたそうです。
 …これも中高一貫のいいところかもしれませんね!)
ソフトボール部で活動していました。

彼が中学生時代所属していたバスケットボール部は
中学・高校それぞれ別々に練習をしています。
と言うのも、バスケットボールは中学生と高校生でボールの大きさの違いなどもあり、
一緒に練習というわけにはいかないからなのです。
が…朝、登校時間前に自主的に集まって練習をする、
いわゆる“朝練”は中高一緒に練習をしてしまいます!
ボールの大きさは違っても 、
技術や試合の話などをいろんな先輩から聞けるのはとてもいい経験になりますよね。
学校の授業の話や先生の話など、
ある意味「オフィシャルじゃない」時間だからこそ聞けることもあるそうで、
いい縦のつながりがあるなーと思いました。

しかしそれにも勝る縦のつながりがあったのが、彼が高校から入ったソフトボール部!
ソフトボールは中高でボールの大きさの違いなどもないため、
中高全員一緒に練習をしているとか。
たとえば、守備の練習をしているとき、高校生が守備なら、ランナーをするのは中学生。
逆に中学生が守備をしているとき、高校生はランナーをしながら
いろいろなアドバイスをするそうなんです。
さらに、そのノックを打っているのは大学生のOBたち。
まさに生徒が中心となって、生徒たちが考えて練習をしています。

先日、全国大会に出場が決定し、顧問からOB宛てに寄付金のお願いがあったとのことなのですが、
様々な代のOBから寄付金と全国大会へ向けての応援メッセージがたくさん集まった
なんて話も聞きました。

顧問の先生が送り出してきた生徒たちの
強い縦のつながりでなりたっている早実のソフトボール部。
大学生になって、社会人になってからもそんなつながりがあるのってとても素敵だなと思いました。

りょへい

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