夏の甲子園

  • Vol. 1266 : 2016/08/06

桐光学園中学校男子部男子校

神奈川県大会のベスト8に向けて、神奈川相模原球場の戦いを観戦してきました。
横浜創学館 vs 桐光学園です。
夏の暑い日差しは、試合開始前は雲でおおわれていましたが、
朝11時プレイボ-ル前の10:30には、ほぼ8割方の座席が埋まっていました。
近隣は車で大渋滞。
あらためて高校野球の人気の高さを感じました。

結果は、9対6で桐光学園が勝ちましたが、
途中8回表までは、4対6で負けていて、大熱戦。
生徒応援は、横浜創学館の方が多かったですが、
負けずに、桐光学園の保護者やファンの応援が多く、応援全体は半々です。
桐光学園の保護者は、おそろいの桐光学園のタオルを首に巻き、
ブル-の桐光学園のTシャツをきて、母校愛?が十分に感じられます。
私学の良さは、保護者もその私学が大好きというところにあります。
試合途中でも、選手と一体となって、
「まだだいじょうぶ!」という声や、掛け声がかかります。

そういう球場全体の雰囲気が、気持ちを熱くさせます。
知らない人同士であっても、いっしょに、この時を共有している満足感があります。
プロ野球では感じない、心が躍動する感じです。
試合途中からは、夏の日差しが戻ってきて、まさに暑い夏でしたが、
みんなで一体感を持って応援する中では、試合後はすがすがしく感じました。
もちろん、桐光学園が勝ったということで、すがすがしさは倍増したのでしょうが、
何より、失点した時の中川くん(投手)に、8回終了後に、
選手たちが声をかけながら帰ってくる姿は目に焼きつきました。
4連続デットボ-ル、そして走者一掃の2塁打を打たれて逆転されたわけですから、
落ち込んでも当然です。
そういう選手たちの姿を見て、また、球場全体が、
気持ちを切り替えて、「さあ次だ」という雰囲気になっていきます。
人と人がつながって、次が創られる、そんな一瞬でした。

まっちゃん

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