人格形成を大切にする進学校、給食にこめられた意味

  • Vol. 1263 : 2016/08/02

駒込中学校共学校

駒込中学校は仏教系の学校です。
説明会に参加すると多くの人が感じるのは、その落ち着いた雰囲気ではないでしょうか。

「一隅を照らす」という言葉を重んじ、
一人ひとりが現在いる場所や立場で精いっぱいの努力を重ね、輝くことが大切であるということを
柱にして、子どもたちに接している様子が伝わってきます。
その際に子どもたちに「教える」というより、「気付く」ことを大切にしているというお話もあり、
この落ち着いた雰囲気はそこから来ているものではないかと感じました。

また駒込中学校には私学では珍しく給食があります。
入試説明会の予定の中にも「給食試食会」というものが年に2回ほどあり、好評のようです。
この給食ですが、保護者からするととてもありがたいものだと思います。(余談ですが我が家では
週6日お弁当を作っているので結構苦労しています。)
しかしこの給食、ただお弁当を用意する手間が省けるから便利ですよというだけのものではありません。
「いただきます」という言葉の真意を理解するための行事であるという意味合いがあるそうです。
私たちが生きていくうえで欠かせない食事は他の生き物の生命であり、それを準備した多くの人たちの
手によってもたらされたものであるということに「子どもたちが気づいていく」場のようです。
進学だけでなく、心の教育も充実した学校であることを強く感じました。

8月26日・27日に授業体験会、9月18日にはクラブ体験会、そして10月29日には秋の給食試食会があります。
ぜひ一度足を運んでみてください。

YY

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