新しい世界へ繋がる「体験」

  • Vol. 1368 : 2016/12/18

佼成学園中学校男子校

新宿駅から約10分、方南町という駅から少し歩くと、
面倒見が良いことで有名な男子校「佼成学園中学校」が見えてきます。
仏教の教えを基にし、「平和社会の繁栄に貢献できる人間を育成する」
という建学の精神をもつ同校は、中学・高校の6年間を通して体験と学問の両立に励むべく
様々な行事やイベントを行っています。
その中でもひと際特徴的なのが、近年始動した「GLP(Global Leader Project)」です。
GLPでは地球規模での多様な価値観・多文化の理解を目的とし、
そのためのツールとして、コミュニケーションを取るための
実践的な「英語」を使いたくなるニーズを創出することを目的としています。
ただ英語が話せれば世界で活躍できる人物になれるわけではない。この世界には様々な文化の中で育った人々がいて、
その価値観や文化的背景を理解し合うことが出来て初めて世界の中で活躍することができる。
このプログラムの根幹にはそんな学校の考えが色濃く反映されており、
文化が比較的近いモンゴルの異文化体験から始まり、
マニラ・タイと徐々に世界を広げていくようなプログラムに組み立てられています。
世界に直接触れる「体験」を通して、自分の世界をどんどん広げていける機会を
たくさん用意してくれているのも、この学校の魅力だと言えるでしょう。
さまざまな「体験」を通して世界の価値観に触れることで、
世界中の人と相互理解に努めることができるチカラを持った、
まさに「平和社会の繁栄に貢献できる」人に成長していけるのではないかと思います。

佼成学園の先生とお話するとき、
いつも日能研を卒業していった生徒たちの話で盛り上がります。
この子はこんな部に入って頑張っているとか、あの子はこの科目が苦手みたいとか…。
きめ細かく生徒の様子を見てくれている実感と共に、
卒業していった生徒たちの活躍ぶりが目に浮かびます。
どんな男の子でも主役になれるこの学び舎で、
様々な「体験」を通して多様な価値観に触れ、大きく育ち、そして世界に羽ばたいていく。
そんな姿が今から楽しみです。

さくら

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