生徒たちの言葉から溢れる充実感

  • Vol. 1092 : 2015/10/17

横浜隼人中学校共学校

相鉄線の希望ヶ丘駅から歩いて18分ほど。
住宅街の坂を登ったり降りたりして程なくすると見えてくる、横浜隼人中学校。

11月には完成するという新校舎を横に、生徒たちは学園祭の準備の真っ最中。
学内を歩き、出会った生徒たちの何人かに様々インタビューを試みることに。

女の子2名(中2)はこんな風に答えてくれました。
「めっちゃ楽しいです!」
男女の仲が良い…何でだろう?いろいろな行事を通していっぱい話すからなぁ。」
「いろいろな授業で他のクラスの人と話すから、クラスがあってないようなもの。
「ここが良ければもっといいのに…っていうのは。。。何だろう。
 男子更衣室を作ってほしい!男子着替えるの遅いんだもん。
通らなきゃいけないときに廊下通ると、覗くな!って言われて。覗いてないのに(笑)」
なるほど、それは欲しいかも!リアルな声という感じがします。

ある男の子(中3)は
「授業が詰め込みじゃなくて、グループワークで学んで、いろいろ応用できるような授業だから楽しい。
必要最低限のこと(宿題などの出された課題)をやっていれば伸びるし。
 もっとやれば、もっと伸びる。」

放課後の、授業中の生徒たちの雰囲気とは違う、「素」の姿。
学園祭前で気持ちが上向きなのも手伝っているとは言えど、堂々と、学校生活が楽しくて仕方ない!
という気持ちが溢れて語られる言葉の数々に、ただ圧倒されっぱなしでした。

一緒に歩いて回る中で、生徒に囲まれ続ける南崎先生。
「この子はこんな生徒でね…」と生徒の出会いを覚えていて、語ってくれる近藤先生。
そんなお二人の姿からも、話しやすい雰囲気がにじみ出ていて、生徒との距離が近いことがよくわかります。

何故、この生徒たちからこんなにも前向きな言葉が飛び交うのか。
いきなりのインタビューでこんなに堂々と語る言葉を紡ぎだせるのか。
グループワークでの生徒同士の交流や、説明会で
対保護者に学校生活の内容を説明するという機会を多く持つことで培われたチカラであることも要因の1つ。
先生が語らなくても、生徒が言葉を紡げるということは生徒の成長につながる。
語る機会を多く持ち、その場面を全て生徒たちの実践の場として利用する。
全ては生徒たちの成長のために。


10月22日(木) 10:00~11:00 で授業見学&休み時間に生徒と対話ができます。
そんな生徒たちの生の言葉、聞きに行ってみませんか?

学習アドバイザー:yukihiro

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