先日、巣鴨中学校へ行ってきました。
JR山手線「大塚駅」から徒歩10分ほどで、新校舎が見えてきました。
創立100周年を迎え、第二世紀に向けての新校舎の建設。
生徒たちがこれから大きく伸びていけるように、大きな柱を立てたこと
(下から見ると空に突き出ているよう)がこだわりのポイントだと校長先生がお話されていました。
また新校舎の建設に伴い、以前学校のまわりを取り囲んでいたイチョウの木を
伐採しなければならなくなったようで、
そのイチョウの木を校舎の至るところに使っていることが特徴的でした。
(黒板の枠やロッカーなどに使われていました)
そのため、校舎の中に入ると、木のぬくもりを感じることができ、
とても温かみのある、明るい空間が広がっていました。
授業中はとても真剣に話を聞いたり、ノートを書いたり・・・。
休み時間になると、一気に生徒たちが廊下や踊り場に出てきて、わいわいにぎやかな雰囲気に。
この切り替えがとても素晴らしいなと思いました。
巣鴨中学校は厳しいイメージを持たれがちだと、先生方がお話されていましたが、
あくまでも、「当たり前のことを当たり前にやっているだけ」とのこと。
何事にも真摯な態度で臨み、努力を怠らずに励むことを指導しています。
それを、様々な行事で具体化しているとお話されていました。
スパルタ、体育会系ではなく、合唱コンクールや美術・書道展も開催しています。
体育や行事においては「他者との競争」には全く力点は置いておらず、
一人ひとりの「自己の達成感」の獲得を目的としているとのこと。
やればできる、という体験をすることが何よりも大切というところに、とても共感を得ました。
明るい生徒が多く、先生と生徒の距離が近いことも特徴であるとお話されていました。
また、英国の名門「イートン校」に3週間滞在するサマースクールも魅力の一つ。
このイートン校に行けるのは都内男子校では巣鴨中学校だけです。
歴史のあるこの学校で英語や英国の歴史、文化に関する指導を受けることができるのは
とても貴重な経験になるにちがいありません。
10月、11月に学校説明会があります。
ぜひ、新しくなった校舎を見に、魅力いっぱいの巣鴨中学校に足を運んでみてください。
学習アドバイザー:とさっち