校門から、文化祭を行っている校舎まではのどかな雰囲気で、
そして入口を通り会場に入ると賑わいがある、そんな不思議な感覚から、
明大明治の文化祭「紫紺祭」に参加してきました。
多くの部活やクラスがブースや出し物をしている中で、
特に印象に残っているのが吹奏楽班のパフォーマンスです。
演奏と演奏の間に中学1年生に初めての文化祭について司会の生徒が質問していました。
中学1年生が緊張して話している所を高校3年生がフォローし観客を賑わせ、
演奏会ではなく、文化祭だからできるパフォーマンスの仕方をしていて、
本当に文化祭を楽しみ、盛り上げているな!と感じました。
各部活やクラス発表への投票に関して、パンフレットには
「吹奏楽班は殿堂入りの為、投票できない」という旨の記載がありました。
パフォーマンスの最後に司会の男の子が
「紫紺祭がより良くなるために、今回から投票の方を辞退させていただきました。」
という旨の発言をしました。
文化祭での賞の受賞や順位付けってある意味学生にとってとてもモチベーションが上がるものだと思います。
そんな学生にとって思い入れが強いものを他の学生や、
より文化祭を良くする為に辞退するという選択ができた。
吹奏楽班の子ども達は自分たちだけでなく、みんなを思いやる気持ちが育っている。
だからみんなの本当に楽しそうにパフォーマンスしているんだなと感じました。
また、人気ブースは最終日のラスト1時間になっても長蛇の列です。
ただ整列するだけでなく、並んでいる人が飽きないようにブースの説明や、
期待感を煽ることをして、待つことに苦痛を感じないような工夫を凝らしていました。
自分のことだけでなく、みんなのことを考えることができる。
そんなことを感じられるいい時間を過ごすことができました。
学校の雰囲気を感じられるのは直接学校に行ってこそです。
興味のある学校はぜひ足を運んでみてください。
新しい発見があるはずです。
スタッフ/ こば