女子教育の草分け

• Vol. 746 ： 2012/04/12

北星学園女子中学校

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札幌には３校女子校があります。

今日はそのなかの一つ、北星学園女子中高におじゃましました。
1887年、米国の女性宣教師サラ・クララ・スミスは私財を投じ「スミス女学校」を開設し、札幌で最初の女子校として女子教育に着手しました。
なんとその歴史は125年です。

スミスの教育に傾けた情念と
クラーク博士の薫陶を受けた当時少壮の学者たちの惜しみない協力によって学園の基礎が築かれ、
新渡戸稲造らの助言で「北星女学校」と命名されました。
第一期の生徒の中に河井道、
そうです恵泉女学園を創立したあの河井道の名前を見つけることができました。

浅里校長先生は
「どうしても、大学進学実績や共学志向が注目されやすい昨今ですが、
もう一度、建学の精神に立ち返って、女子教育の良さを伝えたい」と、
力強くおっしゃっていました。

「札幌の女子校は入りやすさに比べ、とてもよい進学実績です」
「北海道という地域がら、中高生のうちから、寮に入って生活するということが首都圏にくらべて、ずっと当たり前に考えられています」

上記にもありますが、寮完備。もっと首都圏の受験生に注目されてよい学校です。

教室スタッフ/Iwatch