弁論大会

  • Vol. 446 : 2011/02/20

光塩女子学院中等科女子校

2月2日・4日の両日に2011年度光塩女子学院(JR高円寺・丸の内線 新高円寺・東高円寺)の入学試験が行われました。毎年、光塩女子の国語の入試問題では最終問題に100字程度の記述の問題が出題され、受験生の記述力(表現力)・思考力(考え)が試されます。

そんな2月の受験を控えた、1月29日(土曜日)に光塩女子学院にて弁論大会(学校行事・非公開)が行われました。

弁論大会は表現力(記述力=作文・発表)を大切にしている光塩女子学院の伝統的な学校行事の一つで、今年度で42回となります。3号館のホールにて、中学1年生~高校2年生(高校3年生は受験準備のためおりません)の全校生徒、中学1年生と発表者の保護者の方をまえに、「出会い」・「勇気」をテーマとした内容について自己の主張をうったえます。

弁論大会本選にいたるまでの過程は、冬休みの課題(中学1年~高校2年全員)を担任・学年の先生が目を通し、各クラスの代表者(主張)のなかから学年ごとの予選をおこない、勝ち抜いた2名ずつが本選にすすむとのこと。(短期間での選考のため、生徒の課題すべてに目を通される先生方は、大変だな~と思いきや、生徒の書いてくる文章に目を通すのを楽しみにされている先生もいらっしゃるとか)

さて、さすが予選を勝ち抜いてきただけあって、中学1年生といえど舞台のうえでは、ものおじすることなく、ハッキリと主張を述べており「すごくしっかりしている、本当に中学1年生?」と思わされます。
おじいさん、おばあさん、家族、学校の仲間、自分自身など自分の身近にいる人へのさまざまな思いをエピソードをはさみながら、さまざまな主張がなされ先生や全校生徒の心へうったえかけます。

経験による差が多少あるものの、会場の心を一気につかみ、自分の世界に引き込んでいく、表現力豊かな生徒がたくさんいるんだなと思いました。

光塩女子学院表現力を大切にする、常日ごろの取り組みを感じることができる弁論大会でした。また、この原稿も発表者の生徒さんに書いてもらいたいくらいでした。

教室スタッフ/S.S

光塩の弁論大会の様子

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