『自律と自立』

  • Vol. 641 : 2011/10/25

大妻中学校女子校

先日、大妻で先生のお話を聞いてきました。
大妻は創立100年以上の歴史を持つ女子校です。
校訓は『恥を知れ』自分自身の行動を律することができ、国際社会のなかで自立することのできる、知性と品性を備えた女性を育てていきたいという思いが、この校訓には込められているそうです。

「自分を律する」「自立する」大妻の育てたい女性像を聞いたとき、私は非常にストイックで、ピリピリした感じの学校生活というのをイメージしました。
その二つの言葉が、「楽しさ」や「明るさ」と結びつけることが難しかったからです。

ですが、そのイメージは大妻の先生が見せてくださった学校生活の様子(文化祭の様子)のビデオをみて良い意味で裏切られました。
そのビデオのなかで、大妻の生徒たちはどの子も明るい表情を見せ、前向きに、そして楽しそうに文化祭の準備を行っていたのです。

そのビデオのなかでは、どの生徒も自分の仕事にプライドを持って準備にあたり、どうすればより良いものができるのかつねに考えているように見えました。
そこには良い文化祭を作りたいという理想を抱き、その理想を叶えられるように自分自身の行動に目を向けて、気にかけて、考え続ける…まさに自分自身を律する姿があり。
さらに、考え続ける、動き続けることでよい意味でプロ意識を持ち、自分のすべき行動を取り続けている姿に自立して仕事をしていこうという姿勢を垣間見ることができました。

大妻の提唱している、「自律」と「自立」が、文化祭のなかで「働いている」生徒たちのなかに息づいていることを知ることで、近い将来この生徒たちが、国際社会のなかで活躍しているという期待感も感じることができました。

教室スタッフ/M.T

校訓は『恥を知れ』自分自身の行動を律することができ、国際社会のなかで自立することのできる、知性と品性を備えた女性を育てていきたいという思いが、込められています。写真は校内の創立者の大妻コタカ先生像。

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