第1回 音楽祭

  • Vol. 403 : 2011/01/14

白梅学園清修中学校女子校

津田塾大学や武蔵野美術大学などがある西武国分寺線「鷹の台駅」(国分寺から西武バスもあります)。
下車徒歩10分ほどのところにある白梅学園清修では、12月21日(火)に第1回音楽祭がとりおこなわれました。

白梅学園清修は今年開校5年目を迎える中高一貫校で、在校生の増加とともに毎年少しずつ学校行事が増えているとのこと。そして今年は第1回音楽祭が実施されました。
合唱祭は、外部の施設を利用するのではなく、校舎中央にあるアトリウムにステージを設け、温かみのある手作りの雰囲気をかもし出します。

課題曲「Amazing Grace ~素晴らしき恩寵」と自由曲の2曲(各1曲)を、中高合同(クラス対抗)により実施し、優勝目指します。練習は11月ごろから授業の時間・放課後などを利用し、音楽室や各教室(教室に設置されたプロジェクターをフル活用しピアノの音をとりいれたり、自分たちの歌っている姿を確認できるとのこと)で徐々にはじまり、12月上旬のテスト以降本格化したとのことでした。クラスによっては、生徒はもちろんのこと担任の先生の(優勝しようという)気合も入ります。


1曲1曲努力の成果を見せようとする一生懸命の姿に、150名ほどの保護者の方々は温かいまなざしと拍手を送ります。
そのなかでも印象的だったのは、中学2年生(1組)の合唱(自由曲=『手紙』・・・アンジェラ・アキ)で「しっかり練習してきたな」と感じられる歌声と、アクションを加えた(ただ立って歌うのではなく、動きのある)演出で、在校生や保護者の方の心をつかみ一きわ大きな拍手が送られていたように感じました。(このクラスは、担任の先生も気合が入り『優勝』をねらおうとかなりの本気モードのクラスとうかがいました)
残念ながら、優勝ではありませんでしたが審査員特別賞をもらっていました。

優勝は、第1期生として5年間学校を作り上げてきた(引っ張ってきた)高校2年生の2クラスが(同点優勝)手にしました。(高校2年生は最初で最後の合唱祭かもしれないということで気合が入っていたようです。この12月の実施では、受験生となる3年生の参加は難しいため、来年の開催時期は検討しますとのことでした)

合唱祭は、在校生から保護者にたいして『YELL』(いきものがかり)の合唱により幕がおろされました。
(YELLは、音楽祭の数日前に行われた学校説明会の際にも、受験生とその保護者にもクリスマスプレゼントとして贈られ、感動のあまり涙ぐむ保護者もいらっしゃったほどです)

今回の合唱祭では、元気な(活気のある)白梅清修生の様子をみることができました。
来年度以降も、伝統の行事の一つとして今年以上に盛り上がっていってほしいと感じました。
白梅清修生にYELLを!!

教室スタッフ/S.S

校舎中央のアトリウムの温かみのある手作り舞台での音楽祭

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