むかしの学食ではオーダーと配膳は同じカウンターで「Aランチ」「Bランチ」というようにオーダーをしてお金と食事を引き替えていました。その後、それでは衛生面で不安だし、おつりの勘定が大変。という声に応えて導入されたのが食券の自販機。購入した食券をお金の代わりにカウンターに持っていくシステムに変わったわけです。
その後、学校にお金を持っていくことが生徒同士のトラブルの原因になるし、食事以外の目的で使用されるのも心配ということで導入されたのが、プリペイドカード。なるほど良く考えられている。と当時は関心したものです。
先日、久しぶりに世田谷学園に行ってきました。むかし、導入されたプリペイドカードの自販機はお金で購入するものに戻っていました。先生に理由を聞くと「お金のトラブルの心配がなくなったからです」というようなおこたえをいただきました。進学実績の上昇が話題にのぼる同校ですが生徒たちの精神面でも大きな成長を遂げていることが食券の自販機からもうかがえます。
生徒たちとともに大きく躍進を遂げている同校には、今度も注目が集まりそうです。
進学情報室/K.S