文化部が光る清泉祭

  • Vol. 133 : 2010/05/19

清泉女学院中学校女子校

JR大船駅からバスで8分。清泉女学院の文化祭「清泉祭」に参加しました。

神奈川湘南地区では多くの女の子があこがれる学校です。あいにくの雨のなかでしたが、多くの保護者・生徒が校舎内で楽しそうに、さまざまな活動に参加していました。

清泉といえば中学音楽部が有名で、全国大会でも数多くの賞を受賞しています。文化祭といえども、その発表を聞くために整理券を求めて多くの人が列を作っています。

それでは他の部の発表はどうなのか、と、第一日目の最後、管弦楽部の発表を聞きに行きました。驚いたことに、平日の夕方にもかかわらず、ホールには多くのお客さま。そのなかにはとても生徒の姿も多いのです。たしかに清泉では、文化祭の時期が早いため、多くの新入生が入部をしようと思うクラブ活動の活動・発表を見に来るそうです。しかし、ホールのなかには上級生のすがたも同じくらい多いように感じました。

活気のある体育系のクラブの出しもの・活動には多くの生徒が参加し、芸術系の部はひっそりと・・・という学校を多く見てきたなか、清泉生の芸術系の発表を敬遠しない姿に、私は軽い驚きを感じました。もともと清泉では音楽・美術などの芸術教育に大変力を入れています。この盛況はその日々の教育のたまものでしょう。清泉文化度の高さがうかがえる一コマでした。

広い校舎・敷地のなかで、どんな子にも居場所がある。そんな寛容さと明るさが清泉にはある。と、清泉を訪れるたびに思います。

5月から初夏、さわやかな清泉の山の緑が最も映える季節です。6月には学校説明会もあるそうですので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

教室スタッフ/U

ページTOPへ