生命を育てる驚きと喜びを体験~鴎友の園芸~

  • Vol. 129 : 2010/05/16

鴎友学園女子中学校女子校

小田急線の経堂駅を降り、心地よい日差しが差し込むなか、駅前の商店街を通り抜け、閑静な住宅街を歩くこと徒歩約10分、鴎友学園女子にたどり着きました。

正門をくぐり、校庭を見渡すと白衣を着た子どもたちが写生をしているのが、まず目に入ってきました。美術の時間でしょうか。その後、先生にご説明いただきながら、緑に囲まれた校舎内の各設備を見学しました。音響設備が整ったホール、明るく開放的な吹き抜けのテラス、階段を上がって美術室や音楽室、家庭科室を通りながら再び校庭に戻ってくると、軟式テニス部が練習をしていました。先生のお話では、先輩後輩の仲がよく、とくに先輩の後輩に対しての「面倒見がよい」そうです。そして、ときおり、廊下で子どもたちとすれちがいましたが、必ず「こんにちは!」と元気よくあいさつをしてくれた姿が印象的でした。

また、この学校の教育内容の一つに「園芸」「を学ぶ時間があります。校舎の裏には園芸の実習園があり、遠目からでしたが、美しい花々やビニールハウスを見ることができました。中学1年時と高校1年時に必修だそうですが、この園芸の時間を通して、生命を育てる驚きと喜びを体験し、環境問題を考えるきっかけをつくられているそうです。

気がつくと、お昼休みになっていました。最後に中学1年生の教室に立ち寄りましたが、楽しそうにお友だちと休み時間を過ごしている様子がうかがえました。

次回はぜひ、授業中の風景を見てみたい…そんな気持ちになりながら学校を後にしました。

教室スタッフ/N.B

音響設備が整ったホール

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