力を注いでいるのは、学習だけではありません

  • Vol. 115 : 2010/05/06

獨協中学校男子校

獨協は「東京メトロ有楽町線江戸川橋駅・護国寺駅から徒歩8分、同じく東京メトロ雑司が谷駅から徒歩16分」(同校のHPより)のところにあり、白い校舎が印象的な男子校です。同校の前には椿山荘、となりには教会があり、周辺を閑静な住宅街が囲んでいます。そのためか、目白通りに面していても、校舎内はとても静かで、落ち着いて学習に打ち込める環境だと思います。

「学校満足度が高い」と同校の先生がおしゃっていました。幾何テキストや獨協版単語リストといった学校独自のテキストを充実化させることで、教科教育の充実を望む保護者の満足度を上げているとのこと。オリジナルテキストのなかでも、単語リストを閲覧する機会がありました。毎回の英語の授業でたくさんの単語が出てきますが、単語リストはどの語句から学習していけばよいのかを示しているため、無理なく英語の学習に取り組めると思いました。

通う生徒の満足度はどこにあるのだろうか? その答えを探しつつ、授業の様子を見学しました。中学生のクラスを中心に見学させていただきましたが、どのクラスを見ていても、自分が生徒だったら、さぞかし楽しく感じるだろうと思う授業が展開されていました。

同校のビオトープをご存知でしょうか? ご覧になった方もいらっしゃると思います。校舎と体育館とをつなぐ門の傍にあり、そのビオトープを作ったのは、先生の呼びかけで自主的に集まった生徒たち。「環境を身近なものとして捉えてほしい」という学校の思いからビオトープが作られ、テレビにも取り上げられたことがあるそうです。
学習以外でも力を注いでいる同校の姿勢を感じました。

教室スタッフ/O

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