台風と秋雨前線の影響で悪天候に見舞われた9月23日、東京都昭島市(最寄駅の拝島-西武拝島線・JR青梅線-からバスで10分)にある啓明学園の文化祭を訪れました。
啓明学園は、旧三井家の別荘地という古の面影を残す数奇屋門や北泉寮、落ち着いた景観を見せる伏見庭園を敷地に持つ、今年創立70周年を迎えるキリスト教学校です。
「広い視野のもと、豊かな人間性と独自の見識を持ち、世界を心に入れた人を育てる」と学園の理念のもと 1940年に帰国生教育のために開かれた学校とあって、校舎内を歩いていると英語で会話をしている生徒と何度かすれ違いました。
「う~ん、インターナショナル」と思いながら、各教室の出しもの・展示物等を見学しました。当日は、悪天候(激しい雨が降る)にも関わらず、多くの見学者のすがたがありました。
さまざまな教室(展示・イベント)を見学をしていて感じたことは、どの教室も出しものは違っても手の込んだデコレーション(工作物)があったことです。
美術の授業の作品展示がありましたが、ポスター(創立70周年記念)は全体的に色彩豊かで上手に描かれており、工作物もしっかりとつくられていたように思います。
ホール(講堂)では、キリスト教の学校らしくハンドベルの演奏がおこなわれ、ホールには収まりきれないほど多くの在校生・訪問者の方が、その美しい音色に耳を傾けていました。
文化祭の展示やステージの様子などから、豊かな感性を育てるために、芸術に力を入れ、コミュニケーション(日本語・英語・その他外国語)を大切にしている感じがしました。
場所は東京西部となりますが、一度足を運び学校の雰囲気を感じてみてください。
教室スタッフ/S.S