Girls bee Sweet

  • Vol. 312 : 2010/10/16

恵泉女学園中学校女子校

今回は経堂駅より徒歩12分のところにある、恵泉女学園に行ってきました。

加藤副校長先生とお話をしました。
校舎見学をしながらの説明で、印象に残ったことが3つあります。

1つめは、校舎の壁やロッカーなどに木が使われていることです。
鳥が自由に木に止まるように、生徒たちにも「居場所」となれるように木を使っているというお話をうかがいました。さらに居場所を作るために、いたるところに机とイスも配置したということでした。
(もちろん机とイスは質問対応や補習のためにも使われます。机が一番多くあったのは職員室の前です(笑))

2つめは、メディアセンターへのこだわりです。
恵泉の象徴的な場所の1つである、蔵書数8万冊を誇るメディアセンター。
その天井は吹き抜けになっており、恵泉が尊重する「自由」というものの象徴にもなっています。
他にも人の姿を一目で確認できるように、本棚の高さを抑えもしています。
そして、ここでも木の机が登場。この木の机にもこだわりがあります。
副校長先生がこう語ってくれました。「ただ置いて使ってくれればよいというわけではなく、自然に本が読みたくなるような、メディアセンターに調和した机を置きたかったんです」
高校3年生が早い者勝ちで座席の確保をしたくなるわけです(笑)

最後の3つめは、まだこれからの試みである「みつばちプロジェクト」です。
恵泉といえば園芸が有名ですが、このたびみつばちを育てて、そのハチミツを回収して家庭科の授業にて調理したんだとおっしゃっていました。今年取れたのは2リットル。これから先も沢山の研究を進めるそうです。
そんなみつばちプロジェクトの愛称は「 Girls bee Sweet 」(※bee = 蜂)と大変かわいらしいんです。
「どなかたが名づけたんですか?」と聞いてみる、『よく聞いてくれました!私が付けたんですよ!』ととても面白い副校長先生でした(笑)

聖書・国際・園芸を礎に教育を行っている恵泉ですが、勉強だってきちんとやります。

ぜひ、直接学校に行ってみてください。

教室スタッフ/K.M

各教科の先生で今後の展望を話し合っている真っ最中です!

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