へんたい

  • Vol. 313 : 2010/10/17

麻布中学校男子校

“へんたい”学校情報コラムの題名らしからぬこの言葉、どんなイメージをもたれましたか?
なにをかくそう、麻布の体育祭(10月2日)の競技種目名なのです。

そう、この“へんたい”は、『幼虫⇒さなぎ ⇒成虫 というように進むごとに形を変えていって、成虫になってゴールに玉を入れるという感じのゲーム。幼虫状態で動いている中2&中3のうじゃうじゃしている風景がたまらない!!(麻布学園運動会パンフレットより)』という、昆虫の“完全変態”“不完全変態”“へんたい(変態)”です。決してべつの意味ではありません。(実は、一瞬ちがう“へんたい”をイメージしましたが(笑))
こんな、『何だそれ』と思わせるネーミングなど、麻布らしい(?)ではありませんか。

競技内容はというと、制限時間3分のなかで、
(幼虫ゾーン)個人個人がスタートラインから仰向けの状態で四つんばいで10mほど進み
(さなぎゾーン)2人組になりおんぶをして10mほど進み
(成虫ゾーン)さなぎゾーンを抜けた4人で騎馬をつくり、騎馬上の人が3つの玉をうけとり、20mほど先にある箱の中に入れる
(入れば得点)そのあとは、またスタートゾーンにもどり最初
(幼虫ゾーン)から繰り返すという単純(?)なゲーム、ただそこには、スピードと正確性
(玉入れ)チームワークが要求されます。あと、10秒というコールがあっても、幼虫ゾーンにいる生徒はあきらめることなくゲーム終了までがんばって取り組んでいました。

運動会全体としては、騎馬戦でのガチ肉弾戦勝負が多く行われていました。
(見学は午前中のみでしたが)運動会実行委員を中心に競技運行が、しっかりと行われていました。

私自身は、文化祭のときのイメージとくらべると『男』『やるときはやるね(麻布生のみなさんは、文化祭のときもやっていると思いますが)』と感じられました。

小学校の運動会のシーズンでもあり、受験生らしき姿はあまりみかけませんでしたが、麻布を知るためには文化祭と体育祭をセットで見学をしてみると、違った一面が見られるような気がします。

教室スタッフ/S.S

へんたい

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