〈Nマーク〉エピソード
〈Nマーク〉の3色のうち、
「グレー」に込めた想いにまつわる
エピソードをご紹介します。
- ドミノ☆
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2年生の「ユーリカ!きっず」授業でのエピソードです。
ユーリカ!きっずには、「ドミノたおし」というプログラムがあります。
仲間と協力しあい、さまざまな課題にあわせてドミノを並べていきます。
そのときは、2人ペアで協力してドミノを作っていました。片方の子がドミノを倒してしまった時、「倒れちゃっても大丈夫、またやろう!」と、もう1人が声かけしたり、「ちゃんと倒れるってことがわかった」と言ったり。怒ったり、責めたりはしない子が多いです。
ある子が「1人が立てて、もう1人がドミノを渡せばいい」(その方がケンカにならない)と発言しました。すると、他の子は「それは協力ではないんじゃないか」と。
仲間どうし、失敗しても責めず、自分の意見を言える雰囲気っていいなあと思いました。
(授業担当者)
- 社会からの預かりもの☆
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お子さまの進路選択の相談をはじめ、成績、家庭学習、家での言動・態度など、保護者の方々と様々なお話をさせていただき、時に笑い、泣き、大切なお子さまを真ん中にして、たくさんの感情を共有し、学ばせていただいています。
健やかな成長を願う、「大切な」我が子。中でも、「大切」の捉え方について、印象に残ったある保護者の方(Aさん)についてお話しします。
Aさんは、息子さん二人を日能研に通わせていました。ある面談時、Aさんに「子育てで、どんなことに気をつけているのですか?」と伺いました。すると、Aさんはこんな風に答えてくださいました。
「我が子ではあるけれど、いずれは社会に還す預かりものだと思って育てている。社会にお返しする時に、ちゃんとした人としてお返しできるよう心がけている」と。
目の前の子の「今」だけでなく、未来を意識して関わることの大切さを改めて教えていただきました。
(教室スタッフ)