百聞は一見に如かず

  • Vol. 911 : 2013/10/30

桜蔭中学校女子校

人の話を何回も聞くより、自分の目で確かめるほうがよく分かるということ。
桜蔭の文化祭にお邪魔して改めて感じたことです。
例えば、物理部、化学部、生物部が集まるサイエンスストリートは、
ともかく「混み合って、ごった返している。」という表現がぴったり。
実験に夢中になる小学生を中心にさまざまな体験や発表に見入っていました。
数学部では「小学生問題」なるその参加者を想定した問題が配布されており、その場で問題を解き、
疑問に感じたり探究したい時には近くにいる桜蔭数学部の「先輩」と一緒に考える場となっていました。
一方、落ち着いた雰囲気の「文化横丁」では、新聞部の主張に見入ったり、
文学部の作品を読んだりと、言葉のシャワーを浴びているようでした
そして、いかにも桜蔭らしい特徴だなと感じたことは、
参加者はさまざまなプレゼントが用意されているのですが、
そのプレゼントをいただくには、感想を書いたり、質問に答えたりと、
どれもこれも「記述」する必要があるのものばかりなんだなぁ…。
ということです。
そんな桜蔭の入試問題は推して知るべしということですね。
また、講堂で開演していたさまざまな演目もどれも長蛇の列。
「アニー」を観劇させていただきましたが、大きな声量に圧倒されるとともに、
全編英語のそれは、日本語による幕ごとの解説が配られて、とても親切な流れでした。
それにしても、アニーのTomorrow Tomorrow I love ya Tomorrow You're always a day away 
“明日は幸せ”という桜蔭を目指す受験生には響く言葉ですね!

教室スタッフ/ 水無月美雨

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