「ともに探究しよう。」 …半熟卵の謎が入試問題に…

  • Vol. 1620 : 2018/02/27

開智中学校共学校

開智中学のホームページを開くと、真っ先に目に飛び込んでくる言葉です。
2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智さんが名誉学園長を務めている、
開智中学らしいメッセージです。

開智中学・高等学校では、中1から高2という5年間をかけて 「フィールドワーク」 などを通し、
疑問(問い)を発見し、仮説を考え、実験や調査を通して検証していく、というプロセスを体験していきます。
「教わり家」ではなく「学び家」となって進学した子どもたちにとってはワクワクする内容ではないでしょうか。

そんな開智中学の今年の入試問題をご紹介します。(先端特待の理科の問題です)

ラーメンに合う「半熟卵」を作りたいと思ったT君はインターネットで作り方を調べ、その通りにやってみますが、うまくいきません。そこでどうしたらうまくできるのだろうという「疑問」が生まれ、失敗した体験をもとに「仮説」を立て「実験」を通して「検証」していきます。さらに調べていく途中で知った「温泉卵」にも話は発展していきます。

どうですか?
問題と向き合っているだけで面白そうだと思えるのではないでしょうか?



「探究」という言葉は、もしかすると自然科学に特有なものという印象を受けるかもしれません。
しかし他の分野についても探究の対象となるものが変わるだけで、すべての学問の本質に関わることだと思います。


「ともに探究しよう。」
この開智中学からのメッセージが気になった人は、その中身を探究してみてはいかがでしょうか?


≪開智中学のホームページへのリンクはこちら≫

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