私学を選ぶ理由は? ~大妻嵐山中学校を訪問して~

  • Vol. 1617 : 2018/02/21

大妻嵐山中学校女子校

先月のことになりますが、大妻嵐山中学校の学校説明会に足を運びました。
大妻嵐山中学校は、東武東上線で池袋から1時間ほど下った武蔵嵐山という駅にあります。
付近の景色が特に京都の嵐山に似ていることから、「武蔵嵐山」と呼ばれているこの駅は、四方が山に囲まれた風光明媚なところでした。

この日は学校説明会と同時に6年生の入試体験が行われていたため、多くの受験生が参加していました。
説明会は在校生主体で行われていました。
会の受付や資料渡し、司会の・進行など、生徒自身でなされ、中学校1年生と高校2年生の生徒が学校生活の話をしてくれたり、登壇する先生方の紹介などをしてくれました。

在校生のお話では、

「入学後、自分の意見を人前で言う機会が多く、初めは緊張し恥ずかしかったが、先生も含め周りの人たちが温かい雰囲気で話を聞いてくれるので、段々と話をすることができるようになった」

「道徳で論語を扱うと聞いていたからどんなに難しいものかと構えていたが、実は普段の生活の中で活かされるものが多かった」
といったことなど、日々の学校生活にまつわる話を聞くことができました。

壇上に上がって話をした後、拍手を受けて誇らしげに退場する生徒の姿はとても凛々しく、またそれを見守る先生方の視線も温かく、学校全体でこの説明会を作り上げているという印象を持ちました。

また、このような環境で学校生活を送った子ども達は、自分に自信を持って、伸び伸びと過ごすことができるのではないかとも思いました。


さて、私学を選ぶ理由とはどのようなものがあるでしょうか?
大学進学実績がよい、最先端の教育が受けられる、入りたい部活動がある、などご家庭によって様々な理由があげられるかと思いますが、私自身は、“そこに通う子ども達が、学校を自分たちの居場所として過ごせるか” ということが大事であると考えています。
本校を訪問したのは今回が初めてでしたが、大妻嵐山はそのような温かさがある学校だと思える説明会でした。


≪大妻嵐山中のホームページへのリンクはこちら≫

たまきち

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