横浜市南区にある関東学院中学校には、マーチングバンド部があります。
マーチングバンドとは、目をひくユニホームを着用し、隊列を組んで演奏しながら行進する楽団の形態の1つです。
関東学院のマーチングバンド部の歴史をひもとくと…
その結成は古く1952年にさかのぼります。
そして現在まで、伝統校に恥じない成績を残しています。
過去15年間の実績をあげると次の通りです。
2005年
ジャパンカップ全国高等学校マーチングバンド選抜大会第1位
2006~2008年
同大会2位
2011年
第2回マーチングバンド・バトントワーリング国際大会金賞
2012年
第40回マーチングバンド・バトントワーリング全国大会金賞
2013年
ジャパンカップ全国高等学校マーチングバンド選抜大会第2位
このように輝かしい実績をもつ強豪校で、全国大会出場の常連校です。
このような結果を生んでいる理由には、部の指導方針があげられます。
まずは、体力づくりです。
重い楽器になると10キロ近くになることから、坂道での走りこみや腹筋や背筋を鍛えるための運動を日頃から行っていること。
また指導する先生も顧問の先生の他に、学外から専門の講師を招いているそうです。
さらに、チームプレーを重視するために、たとえ先輩でも、お互いが親しみをもてるように「~さん」と部員同士
呼び合うようにしているのだそうです。
入部したばかりの生徒の中には、楽器に触れるのは初めてという人もいます。そこで、こうした人には譜面の読み方から楽器の演奏の仕方まで先輩が中心となって丁寧に教えてくれるそうです。
つまり、初心者でも安心して入部できる体制が整っているところ。
これもまた、関東学院のマーチングバンド部の強みといえるのではないでしょうか。
K・Y