中高6年間の学年をこえた関わり…そこで培われる力

  • Vol. 1538 : 2017/09/29

中央大学附属横浜中学校共学校

横浜市営地下鉄ブルーラインの「センター北」駅、そこから少し歩いた先にある、中央大学附属横浜中学校
この学校の卒業生にお話しを聞くことができました。
学校のいいところは?と聞いてみると、「中学、高校の隔たりがあまりないこと」と、一番に答えてくれました。
部活だけでなく、体育祭や文化祭といった行事も中学・高校で一緒にやるのだそうです。
体育祭では、グラウンドは狭いけど、その中でやるから一体感が出るとか。
中学生と高校生の距離がとても近いから、学年をこえた人づきあいが自然と生まれるのだそうです。

「ただ一緒にやる短所としては、騎馬戦で高校3年生と中学1年生がマッチングしてしまったことがあり、中学1年生が見るも無残に敗北なんてこともあった」と、微笑ましいエピソードも笑いながら話していました。

学校のホームページの袴田校長先生のお話にも、
「社会にはさまざまな立場や考え方の人がいますから、思いやりや協力することも大切です。」

とあります。そのあと、

「これらは、授業だけでなく、課外活動や学校行事など学校生活のあらゆる面を通じて、個性の異なる生徒が時には学年を越えて協力し合いながら経験を重ねることで培われます。」

と続きます。

卒業生の話を聞いていて、実際にさまざまな場面・活動で学年の垣根がない学校生活を送ってきたことが伝わってきました。
社会に出るときに重要である「コミュニケーション能力」を、学校生活の様々な場面での実体験を通して学んでいくことができる学校であると感じました。

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