楽しみながら様々な経験を!

  • Vol. 1490 : 2017/06/29

神奈川大学附属中学校共学校

JR中山駅から約15分、坂を登ったところにある、緑あふれる神奈川大附属中・高等学校
とにかく、学校を訪問して思ったのは「みんな楽しそう!」ということ。

神奈川大学附属といえば、男女共修で仲が良く、大学合格実績も伸びている学校、というイメージでしたが、改めて先生方の想いと取り組みを知ることができました。

校長先生のお話の中で印象に残ったのは、「6年間勉強を頑張ってきました」だけでは、大学入試を突破できない時代になってきた、ということ。
学校内外で機会をつくり色々な経験をさせたい、とおっしゃっていました。

毎年校外での研修や歌舞伎・能楽・劇団四季観賞などのジャンルに富んだ経験ができたり、海外研修に行く機会もあったり、実際に生徒たちに色々な経験をさせたいという想いが、生徒たちの経験と興味の幅を広げているんだな、と思いました。

理科では、月に1回は実験をするようにカリキュラムをつくっているそうです。また、中学1年生では10の班に分かれて、それぞれ違うテーマでの自由研究があります。テキストに載っていることではなく、例えば、「なぜ虹はできるのか」とか、「目のつくりと脳のつながり」などのテーマを何時間もかけて調べるそうです。

美術では、中学2年生が名画のコラージュ模写を制作していましたが、レベルが高くてびっくりしました。大人でも相当な根気がいるような…。この内容は1年前からやっていて、今年はクオリティがあがり時間が足りないんです、と先生がおっしゃっていました。それくらい生徒たちが熱中しているということですよね。実際に細かい作業でしたが、本当にきれいでした。「目に見えるすべてのものを素材と思ってほしい」という先生のことばも印象的でした。


生徒たちの好き嫌いを知りつつも、取り組みやすいように内容を工夫している授業が数多くありました。
生徒たちが楽しそうに過ごしているのも納得ですね!
ぜひ、学校で楽しそうに過ごす先生・生徒たちに会いに行ってみてください。

ゆっち

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