伝えたいから声に出す、言葉にする

  • Vol. 1585 : 2017/12/31

森村学園中等部共学校

先日、森村学園の学校説明会に参加してきました。
森村学園は、横浜市緑区、東急田園都市線「つくし野駅」より徒歩5分の閑静な住宅街の中にある中高一貫校の共学の学校です。
1910年に実業家でもある森村市佐衛門が創立しました。
実業家である彼は、
「真に社会で役立つ人を育てる」ということを目指し、【正直・親切・勤勉】を校訓に掲げています。


これからの社会を支える人を育てていくことから、森村学園では「言語技術」という授業があります。
これは、日本型コミュニケーションの保持とGlobal Standardコミュニケーションの獲得を目指し、2012年から導入された授業のことです。
この授業では、“論理的に自らの考えを伝えること”を目指しています。


説明会の中では、先生からの学校の紹介の他に、中学1年生によるパネルディスカッションが開催されました。
多くの保護者や受験生がいる前で在校生の5名が登壇し、自らの受験体験談や現在の学校生活について話をしてくれました。
緊張感の中、言葉はつまりまだまだあどけない中学1年生。
しかしながら、【冒頭で自らの考えを伝える。そして、その理由や背景を述べること。】

つまり 「論理的な思考力・表現力」 という 「言語技術」 の授業での成果が、授業自体はまだ半年しか経過していないにも関わらず、感じられる場面がありました。

そして、登壇してくれた生徒が昨年度、同じ説明会の場に当時は受験生として参加していたと話をしていました。
後輩たちに自分が入学した後の思いを伝えたいという気持ち、そしてそれを実行に移すこと。
まさしく、この森村学園が目指す、自らの考えを発信していく、「社会で活躍していく人」 が育っていく様子を見ることができた説明会でした。

あさ

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