オリンピックや高校野球などスポーツが盛り上がっている今年の夏ですが、
私は、先日テレビでこんな番組を見ました。
明治大学付属明治中学校に入学した男子生徒が、
入部した応援指導班で一生懸命頑張っている!という話です。
この主人公は、入学した当初は靴ひもも満足に結べない、
大きな声を出す練習中にすぐに泣くというちょっとひ弱な少年です。
そんな主人公が規律や上下関係の厳しい応援指導部でがんばるというドキュメンタリーでした。
一般的に応援団(明治大学付属明治中学校では、応援指導班と言う)
というイメージは決して華やかな明るい印象ではなく、
上下関係の厳しい世界でバンカラな印象は拭いきれません。
そして、明治大学付属明治中学校は共学化に伴い女子のチア班といっしょになり、
人数比も圧倒的に女子が多いそうです。
その中で、話題にあがった生徒さんは何度もやめそうになりながらも、
やがて高校生になり、最後の学年では団長になりました!という内容でした。
(非常に簡単ではありますが、こんな内容です)
私はこの話を聞いて、明治大学付属明治中学校という学校が
古い伝統を大切にしつつも新しい風をしっかりと受け入れて前へ進もうとしているんだと思いました。
古いしきたりが多い、応援指導班において女子の団長の誕生!
OBの先輩方の厳しい指導を受けて、新しい明治大学付属明治中学校が育っていく!
そして、そんな中ちょっとひ弱そうな主人公が
徐々に認められて団長に推薦されるために成長する。
男女の分け隔てなど関係なく脈々と明治魂が育っているんだ!と感じました。
明治大学付属明治中学校は、教室に遊びに来る卒業生の話を聞いても
古い男子校のイメージはまったくありません。
もしかしたら、そんなことを知っているのは私だけかもしれません。(笑)
共学になり、男女が分け隔てなくしっかりと明治の伝統を継承していることを
映像からも確認しつつ、たっぷりと明治大学付属中学校を堪能したひと時でした。
J・W