さまざまな枠を超えて学ぶ鴎友生

  • Vol. 1271 : 2016/08/11

鴎友学園女子中学校女子校

夏期講習で6年生が自分で自分を育てるためのツールとして
『学びのハンドブック』をつかっています。
そのハンドブックを開くと
『わたしの志望校  
-志望理由― どんなことを知ってる?
       どんなところに魅力を感じている?』

というページがあります。

あるハンドブックを見ていると
鴎友学園女子中学高等学校
 どんなことを知ってる? 
  園芸がある  3日に1回の席替え なんでも一生懸命
と書かれていました。

『園芸』や『3日に1回の席替え』という取り組みには
どんな背景があるのでしょう。

入学をしてからしばらく「3日に1回」のペースで席替えをします。
これは、早い段階で友達のグループの輪を広げることが目的です。
ドキドキしながら自己紹介をしたり「おはよう」とあいさつをする日々ですが、
1ヵ月も経つとクラスの全員と会話が生まれやすくなる雰囲気になるそうです。

ドキドキやワクワクがふくらむ中学1年生から、週2時間 園芸という授業がはじまります。
野菜づくりを通して生命を育てていく園芸、野菜の構造を学ぶ理科、野菜を食する家庭科
これらを結びつけ総合学習のような考え方を、創立当初から引き継がれています。
科目の枠を超えて、学び深めていくことができる授業となっています。

一人ずつに与えられたスペースで、土に触れ野菜をそだてていると、
虫ともたくさん出会うそうです。
『わたし、虫はちょっと・・・』と最初こそ悲鳴が聞こえるが、それも最初だけ。
しばらくすると、虫を手にとる姿も見られるそうです。

今回は、6年生があげていた2つの具体をご紹介しました。
友だちの輪がどんどん広がり、科目の枠も超え、たくさんの出会いや発見がありそうですね。
他はどのような取り組みがあるのか、ぜひ学校へ足を運んでみてください!

文化祭のお知らせ
 『かもめ祭』 9月17日(土)・18日(日)  ホームページにて予約受付中です。

YS

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