これから必要な学びがギュッと詰まった西湘で輝く私学

  • Vol. 1361 : 2016/12/11

相洋中学校共学校

小田急・JR「小田原駅」から徒歩15分。
眼下には荘厳な小田原城と雄大な相模湾を一望できる抜群の教育環境にある相洋中学校。

訪問した当日は、音楽会が近付いているということで、朝から生徒たちの歌声が響いていました。
練習中は和気あいあいとしながらも、お互いに指摘しあうことも自然の雰囲気。

それもそのはず、相洋中では中学2年生になると、
PA「プロジェクトアドベンチャー」というプログラムに参加し、
仲間との絆を深めるプログラムを体験します。
「人を信頼するとは?」「支えあうとは?」「貢献するとは?」ということを、
実体験として体験してくるのです。
だからこそ仲間への貢献意識が強く育まれているのでしょう。

先生からは、
「時として仲間での衝突も大切です。
 むしろ衝突をし、本音を言い合い、お互いの考えや思いをじっくり聞き、認め合っての仲間ですから。」
という言葉も。
生徒たちと本気でぶつかっていこうという思いをひしひしと感じました。
自然と下の名前でお互いを呼んでいる生徒たちの姿に、信頼の強さを感じました。

さらに相洋中には「SSノート」というものがあります。
「セルフスタディノート」の略ですが、生徒たち自身が自分の学びを創っていくノートです。
ある子は「その日に学んだことを再度まとめ直す」という使い方をしていたり、
「疑問点を挙げて自分で調べ、わからなかったら質問として先生に提出する」という使い方したりする子も。
お互いのノートを掲示して見合ったりすることで、さらなる学びにつなげているようで、
担任の先生も、週一回、どのように学んでいるかを確認しフィードバックしています。

併せて中学3年間の間、毎年「主張発表」というイベントがあり、仲間の前で自分の主張をつくり発表し、
お互い聞きあいフィードバックするという経験もしています。
学校内は、完全ノーチャイム。
生徒たちの自主性づくり、仲間への貢献、自分の主張の発表と、
まさにこれから必要な学びがギュッと詰まっている私学です。

もちろん部活動もとても盛ん。
神奈川県の決勝まで進んだサッカー部はもちろん、
珍しい和太鼓部・空手部は一度パフォーマンスをご覧いただくことをお勧めします。
その迫力に心奪われること必至です。

今年、中高一貫生が東大に現役合格を果たし、
校長先生も新しくなられてますます躍進が期待される相洋中学校。
次回の進学レーダーでも密着レポートが掲載予定です!

D.S

ページTOPへ