感話

  • Vol. 1359 : 2016/12/09

恵泉女学園中学校女子校

恵泉女学園中学校の教育の特徴の1つに『感話』があります。
今その子が感じていること、伝えたいこと、などなど……。
生徒たちは仲間と共有したい“今”を礼拝の時に前に出て話をします。

多感な時期だからこそ生徒たちの内側にはたくさんの葛藤や疑問がうまれます。
そんな今の自分と向き合い、それを言語化し、仲間に伝える。
仲間も同じ経験をしているので、聞く者も真っ直ぐに受け取る。
互いの心が揺さぶられる。

恵泉女学園に通うお父様とお話をしました。
お嬢様は感話で『今年受験を迎える弟への思い』を語ったそうです。
ちょっと、難しい年頃なのでしょう。
お父様いわく、普段家にいるときは余り会話もせず、
僅かに一緒にいる時間も喧嘩や言い合いをしていることが多いそうです。
しかし、感話の内容は弟へのエールと自分自身が受験できたことへの感謝の気持ちだったそうです。
お嬢様の心の成長に感動されたとのことです。

恵泉女学園のHPに生徒たちの書いた感話がいくつか掲載されています。
どうぞ覗いてみてください。

コング

ページTOPへ