郁文館中の『夢教育』

  • Vol. 1086 : 2015/10/01

郁文館中学校共学校

先日、郁文館中学校が日能研の教室で行った説明会に参加しました。

『郁文館夢学園』という校名にも記されている通り、
2003年から「夢教育」を開始し、2010年に共学化・新校舎竣工、
そして2015年現在、共学化1期生が高校3年生になり、いよいよ全学年とも男女共学となりました。
創立は1889年で今年で創立126年です。
当時、学校の裏にあの夏目漱石が住んでいたらしく、
何とあの有名な漱石の著書『吾輩は猫である』の中に「落雲館中学」として郁文館中学校が登場しているとのこと!
ぜひ探してみてください。

2003年から始まった「夢教育」ですが、現在では
①人間力の向上 ②学力の向上 ③グローバル力の向上
大きな3つの柱としています。
グローバル力とは、単に英語力ということだけではなく、
異なるものとの共生という意味も含まれているとこのこと。
実際授業の中ではディスカッションやディベートを積極的に取り入れ、
海外研修も英語圏だけでなく、アジアの各国の現地学校に研修として参加することもできます。

また、夢教育を実践するために、「夢手帳」というものを取り入れています。
大学卒業後の叶える夢を記入し、
そのためにどのように高校・大学という過程を通過するか
→そのために今年達成すること
→そのためにこの1学期に達成することと、ただ夢を掲げるだけでなく、実際そのために今何をするのか

という夢実現への道のりも具体的に自分で計画を立てて学校生活を過ごしていきます。
計画通りにうまくいかないこともあるのは当たり前です。
そこで、「家庭学習記録ノート」に毎週毎週学習の計画と、そのふり返りを記入しながら
目標に向けて突き進んでいます。
私だったら、中学に入学して「あなたの夢は?」と聞かれてすぐに答えられるのか、
そして何と答えていたか、とても考えさせられました。

夢を持つことの大切さ、そして夢に向けてどんな努力をしていくのか
そしてそんな生徒たちに対して学校の先生たちはどのように関わっているのか
ぜひ実際に郁文館中学に足を運んでみて確認してください!

学習アドバイザー:T.K

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