「YMO?」

  • Vol. 878 : 2013/05/22

八雲学園中学校共学校

桜の木の新緑を感じながら小道を進むと閑静な住宅街の中に八雲学園があります。入り口には旬の花々が飾られ、教室やトイレの中に花が飾られていて女子校らしさを感じさせてくれます。また訪問した時期柄でしょう、カーネーションの花もありました。お世話は生徒が行っているそうです。

トイレはオルゴール音が常時流れるという、ホテルライクな演出をしていたり、ジャケットをかける際にしわにならないような椅子を使っていたり、休み時間中に教室移動をする生徒と何名もすれ違いましたが、白衣をきれいにたたんで持っていたり、と随所に学校生活でマナーを学ぶという姿勢を感じました。
それだけではなく、すれ違う際にみんなが挨拶を返してくれることも印象的です。学校が大切にしていることを実践できているということを実感し、爽快な気分にさせてくれました。

最後に英語教育に力を入れていることチューター制・本物に触れる芸術鑑賞なども触れておきたいことではありますが、今回は別の視点から八雲学園をご紹介したいと思います。
学校行事や部活などで先輩が後輩に伝えるということが浸透しているようなのですが、その中で、先輩が新入生へ学校生活を伝える展示が1年生の使う廊下に掲示してありました。
むむ、何やら見かけない文字が・・・「YMO?なんですか?これ」
「Y 八雲を最高に
 M 盛り上げる
 O 親父の会」のことなんです、とのこと。
学校のために何かしたい!とお父さま方が集まり文化祭のときにお店を出しているのだそうです。生徒も一緒につくったりするとか。きっとお父さんにとっても心弾む1日となるのだろうなと想像してしまいます。
このような一幕からも学校と保護者の関係が垣間見ることができるのではないでしょうか。
八雲学園は学校を先生・生徒・保護者みんなで創り上げている、そんなことを感じる学校でした。入学してからの満足度が高い学校ということもうなずけます。皆さんもぜひ足を運んでみてください。

教室スタッフ/ Y.S

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