三輪田学園に行ってきました

  • Vol. 815 : 2012/10/24

三輪田学園中学校女子校

三輪田学園に行ってきました。

一昨年に建て替わった校舎はとても綺麗でした。震度7の地震にも耐えうるとされているとか。昇降口に入ったときに、なんだかほっとするような、温かみを感じました。

校長先生のお話のなかの「6年間、三輪田の子としてお嬢さん方をお預かりする」という言葉が印象的でした。今年で126年目に入る伝統校でもある三輪田学園ですが、中高一貫教育は古くから変わりません。校長先生の言葉をお借りすれば「6年で1つのパッケージ」。6年間かけてじっくりと「徳才教育」 を軸に、「女性としてどう生きるのか」を考えながら、子どもたち一人ひとりの資質を大切にしながら育てていこうという、先生方の「想い」を感じました。

そのため、大学の進学先も毎年さまざまです。「○○大学に○名!」というよりも、子どもたち一人ひとりが6年間かけて将来を見据え、大学を選ぶ、ということを優先にしているためだとか。特進クラスを設けていないのも、「才」のみに走らず、あくまで「徳(人間性)」が大切であるという軸があるからです。(英語と数学に関しては、習熟度別クラスを設けています)

三輪田学園といえば「読書」ですが、図書館のスペースもかなり広く、多様なジャンルの本が置いてありました。本嫌いな子も、本好きな子も、手に取れる本があるように感じます。今の時期では高校生が自習スペースとしても利用していました。

三輪田学園の生徒さんたちは、廊下を走ることもなく、落ち着いているような雰囲気がありました。人のあいだを通るときには「失礼します」とことわる生徒さんがいたり、自分からあいさつする生徒さんもいました。教室は1クラス40名強ということもあり、机の間隔が少し狭そうに見えましたが、居心地はとてもよさそうでした。

10月6・7日には文化祭「三輪田祭」が開催されました。
開催前にはなんと来るお客さんのことを考えて、避難訓練を生徒主導で行ったそうです。当日は非常に盛り上がり、盛大な文化祭になったようです。

教室スタッフ/たけ

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