6月初旬の晴れた日、半蔵門線「清澄白河駅」を降り、中村を目指して歩いていると、目に飛び込んできたのが清澄庭園、清澄公園の生い茂った緑でした。あじさいや季節の花々も咲いていて、とても気分が良くなりました。
公園の緑を見ながら歩いていると、正門前の通りの看板に「清澄庭園・中村学園通り」と書いてありました。創立100周年という記念の年(2009年)に、地元の方の推薦でこの名称を付けていただとのことです。学校名が通りの名称になっているなんて、素敵ですよね。地域に愛されてきた学校だということがよくわかります。
2012年4月には、「新館LADY」が完成予定です。地域の方の応援のもと、勉強、部活動、食育、地域活性、多世代交流を目指す空間です。設置されるカフェは時間帯によっては地域の方も食事ができるそうです。このカフェでは、生徒がレシピ作成に関わったり、日本の食文化、海外の食文化についても学びます。また、結婚式などのライフイベントや企業研修ができるスペースがあるそうです。この「新館LADY」で、中村の生徒たちは社会とさまざまな関わりを持つことができます。内面を磨き、食事について見つめ直し、経済活動にも携わることができるなんて、とても恵まれた環境ですよね。完成したら、ぜひまた足を運びたいと思いました。
教室スタッフ/B.M