新しい資料集

  • Vol. 496 : 2011/05/12

恵泉女学園中学校女子校

一期一会
恵泉女学園 新しい資料

「真実か、親切か、必要か」創立者の河井道先生の言葉です。小田急線経堂駅より15分ほど歩いたところに恵泉女学園で、その創立者の河井道先生がおっしゃった言葉です。プロテスタント系ですが、ミッションスクールではなくキリスト教主義の学校で、自分を大切にする宗教で、当然、他者も大切にし、その他者もまた自分なのである。と、今年も広報部長の下田千春先生のお話をうかがう機会に恵まれました▼恵泉の特徴の一つである「園芸」は、畑を耕すことは自分の心を耕すことと、下田先生は表現されました。続けて、不条理体験。つまり育てた条件はほぼ同じなはずなのに数十センチの違いで豊作と不作という結果がある。さらに、園芸は時間がかかる。たとえば、しいたけは中1で創り初めて収穫をむかえるのは高校1年と、4年もかかるそうです▼そんな学園の様子を余すところなく表現したものが、今年度新調した「資料集」です。恵泉にとってはなんでもないたんなる日常という「真実」を、保護者や受験生には「必要」な情報として、「親切」に紹介されています。ぜひご一読ください。

教室スタッフ/吉村貫一郎

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