卒業論文発表会 

  • Vol. 460 : 2011/03/14

立教女学院中学校女子校

晴天に恵まれた(この1年何回か訪れた行事は、すべて晴天でした!)3月9日(水)、立教女学院にて『高3卒業論文発表会』が行われました。

この卒業論文発表会は、今回初めての試みであり、開催の告知も1カ月前にされたものでしたが、発表会が行われた聖マリア礼拝堂には100名ほどの(受験生の)保護者が訪れていました。
来年度は、もう少し早い段階から受験生の保護者の方々にお伝えしていこうとのことでした。

さて、卒業論文の作成は立教女学院の考える今年で8年目とのことで、将来の生きる基礎となる学力を養い、広く社会に貢献できる人間になることを目指し取り組まれている総合的な学習『ARE学習 [自らテーマを求め(Ask)、調べ(Research)、言語化して発表する(Express)]』の集大成として、立教大学推薦希望者(必修)と他大学受験者のうち希望するものに課されているそうです。
論文(30ページ)作成までには、高校3年生4月にテーマを決めてから11月の論文提出の担当教員との面談やプレゼンが何度か行われるとのことでした。
優秀な論文は卒業論文集として、高校3年生全員に配布され、高校2年生・1年生も閲覧ができるように図書室に準備されているとのことでした。

卒業論文発表会では、3人の発表者がパワーポイントを駆使しながら、なぜそのテーマについて研究しようと思ったのか、仮説と検証、結論と1人あたり20分で行われました。その発表者のなかには日本語による論文とともに英文での論文も提出をしているとのことでした。
パワーポイントのなかには写真はもちろんのことながら音楽も入っており、その技術の高さに「本日のパワーポイントの作成にも先生方が関わられたのですか?」と先生におうかがいすると「いいえ、生徒たちが作ったんですよ」とのことでした。

生徒のみなさんの様子からも、教育目標である「知的で品格のある凛とした女性」を育てようという学校の意志が感じられました。

教室スタッフ/S.S

卒業論文が見れなくなります。

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